ホスティングで利用可能なSSL証明書は何ですか?また、証明書によって暗号化の強度は異なりますか?

以下の3種類の証明書が利用可能です。

  • ドメイン認証(DV:Domain Validation)
  • 実在証明型(OV:Organization Validation)
  • 実在証明拡張型(EV:Extended Validation)

証明書の種類によって暗号化強度の違いはありません。何を証明するかによって、取得するSSL証明書を選択してください。

  • DV(Domain Validation)はドメイン名が正しいかどうかを認証します。
    ホスティングでは非営利団体「Internet Security Research Group」により提供される SSL 証明書「Let's Encrypt」が無償で利用可能です。「Let's Encrypt」証明書の更新作業は自動的に行われます。
    取得や設定方法はホスティングマニュアルのP16で確認できます。

    (ホスティングマニュアル)
    https://www2.media.hiroshima-u.ac.jp/sso/hosting/manual.pdf
  • OV(Organization Validation)はドメイン名に加え、会社名も証明します。
    国立情報学研究所(以下、NII)のUPKI電子証明書発行サービスが常勤教職員であれば無償で利用できます。
    ただし、証明書の有効期限が1年1か月のため、証明書の更新作業が定期的に必要になります。

    取得および更新方法は、メディアセンターホームページ → すべてのサービス → 情報セキュリティ → 「学内限定」UPKIサーバ証明書発行等手続きサービス で確認できます。
    https://www.media.hiroshima-u.ac.jp/services/secuinfo/nii-first/

    設定方法はホスティングマニュアルのP15で確認できます。
    (ホスティングマニュアル)
    https://www2.media.hiroshima-u.ac.jp/sso/hosting/manual.pdf

  • EV(Extended Validation)はDV、OVよりも厳格な審査を受けてから発行されます。
    発行された証明書は、ドメイン名、実在証明を行います。さらにブラウザのアドレスバーに、組織情報が表示されるようになります。有料で取得し設定することが可能です。