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- ログインアカウントの確認とローカルアカウントへの変更方法(Windows10)
ここでは、Windows10 PC にログインする時のアカウントに「メディアセンターのアカウント名@hiroshima-u.ac.jp」を設定している方へ、ローカルアカウントへの変更方法をお知らせいたします。
※以下の手順は、「Windows10 Educationバージョン1803(April 2018 Update)」を基に作成しています。バージョンによって設定画面や方法が異なる場合があります。
はじめに
ログインする時のアカウントの確認方法
ローカルアカウントの作成方法
ローカルアカウントでログインする方法
必要なファイルをローカルアカウントに移動またはコピーする方法
「メディアセンターのアカウント名@hiroshima-u.ac.jp」でPCにログインしないようにする方法
はじめに
お使いのPCには、どのアカウントでログインしていますか?
Windows10では、初期セットアップ時に「Microsoftアカウント」と「ローカルアカウント」を選ぶことができます。しかし、最初に表示されるのは以下の「Microsoftアカウント」なので、「Microsoftアカウント」でログインする方が多いかと思います。「Microsoftアカウント」に、****@outlook.jp 等の個人のメールアドレスを設定し、ログインしている方はそのままで良いのですが、広島大学の「メディアセンターのアカウント名@hiroshima-u.ac.jp」を設定されている方は、「ローカルアカウント」でログインするように変更してください。
なぜならば、ログインするアカウントを、「メディアセンターのアカウント名@hiroshima-u.ac.jp」しか登録してない場合、そのPCにログインできなくなる可能性があるからです。
例えば、
広島大学から卒業や退職(離職)して、メディアセンターのアカウントが無効になった場合
年度更新や広大パスワードを変更しておらず、メディアセンターのアカウントにロックがかかった場合
このような問題が起きない為にも、別のアカウント「ローカルアカウント」を作成し、そちらでログインするようにしましょう。
なお、生協または大学のパソコン初期講習会でPCの設定を行った方は「ローカルアカウント」を作成しているので、変更する必要はありません。
ログインする時のアカウントの確認方法
まずは、自分がどのアカウントでログインしているのか確認しましょう。
スタート をクリックし、メニューから「設定」 をクリックします。
Windows の設定画面が開きますので、「アカウント」をクリックします。
「アカウント」の左側のメニューの「ユーザの情報」をクリックします。右側の「ユーザの情報」(以下画像の赤線の場所)に表示されているのが、ログインアカウントになります。
「メディアセンターのアカウント名@hiroshima-u.ac.jp」の場合は、次の「ローカルアカウントの作成方法」へ
***@outlook.jp等の個人のメールアドレスやローカルアカウントと表示されているアカウントの場合は、そのままご利用ください。
ローカルアカウントの作成方法
「ローカルアカウント」は、他のネットワークサービス等に影響されることが無く、そのPCだけで使えるアカウントになります。
「他のユーザー」に「メディアセンターのアカウント名」しか表示されていない場合(以下の画面では、「CLOUD\メディアセンターのアカウント名」)は、ローカルアカウントを作成してください。
それ以外の アカウント(例えば、***@outlook.jp 等の個人のメールアドレスやローカルアカウント)も表示されている場合は、そちらでもログインできますので、別途ローカルアカウントを作成する必要はありません。但し、そちらでもログインできることを確認しておきましょう。
では、ローカルアカウントを作成してみましょう。
「アカウント」の左側のメニューの「他のユーザー」をクリックします。右側に表示された「その他のユーザーをこのPCに追加」をクリックします。
「このユーザーはどのようにサインインしますか?」の下部にある 「このユーザーのサインイン情報がありません」をクリックします。
「アカウントを作成しましょう」の下部にある 「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加する」をクリックします。
「このPC用のアカウントの作成」で以下の設定をし、「次へ」をクリックします。
このPCを使うのはだれですか?:ローカルアカウントになります。自分でわかりやすい、半角英数字で作成することをお勧めします。(ここでは“localusername”としています。)
パスワード:ログインする時のパスワードになります。
パスワードを忘れた場合:この項目は、パスワードを入力すると表示されます。指示に従って設定してください。
「他のユーザー」の画面に戻りますので、「ローカルアカウント」が作成されているのを確認してください。そのローカルアカウントをクリックし 「アカウントの種類の変更」をクリックします。
「アカウントの種類」を「管理者」に変更し「OK」をクリックします。※データの以降等、今後スムーズに利用する為、ここで「管理者」に変更しておいてください。
「ローカルアカウント」が「管理者-ローカルアカウント」に変更されていることを確認します。
以上でローカルアカウントの作成は終了です。
では、作成したローカルアカウントでログインしてみましょう。
ローカルアカウントでログインする方法
Windowsのメニューから 「再起動」 または 「アカウントの切り替え」をクリックします。
ログイン画面が表示されたら「他のユーザー」をクリックし、「サインインオプション」をクリックします
「サインインオプション」では「鍵マーク」(パスワード)を選択し、設定したローカルアカウントの先頭に 「.\」(ピリオドと円マーク)を付けて「.\ローカルアカウント」(ここでは、「.\localusername」)と ローカルアカウントのパスワードを入力し「Enterキー」を押します。
ローカルアカウントの初期設定が始まります。しばらくするとデスクトップ画面が表示されます。
デスクトップ画面が表示されますと、ログインは完了です。
必要なファイルをローカルアカウントに移動またはコピーする方法
ローカルアカウントでログインすると、今まで「メディアセンターのアカウント名@hiroshima-u.ac.jp」でログインしてから作成・保存していたファイルが表示されません。以下の場所にファイルが保存されていますので、必要なファイルをローカルアカウントの領域に移動またはコピーしましょう。
スタート の上で右クリックし、メニューから「エクスプローラー」をクリックします。
開いた画面の左側のメニューの「PC」をクリックし、右側の「デバイスとドライブ」の中の「ローカルディスク(C:)」をダブルクリックします。※「ローカルディスク(C:)」はPCの設定によって名称が異なる場合があります。
「ユーザー」ファルダをダブルクリックします。
ログインする時の、アカウント のフォルダが表示されます。各アカウント のフォルダの中に、ファイルが保存されていますので、「メディアセンターのアカウント名」のフォルダをダブルクリックします。「このフォルダーにアクセスする許可がありません。」が表示されますので、「続行」をクリックします。
メディアセンタのアカウント名の領域が開きますので、必要なファイルの保存先(ここでは、「ドキュメント」)を開き、作成したローカルアカウントの領域(デスクトップや自分で作成したフォルダ等)に移動またはコピー(ドラッグ・アンド・ドロップや右クリックしてコピー・貼り付け等)してください。
「メディアセンターのアカウント名@hiroshima-u.ac.jp」でPCにログインしないようにする方法
ローカルアカウントを作成した後、以下の手順で「メディアセンターのアカウント名@hiroshima-u.ac.jp」でPCにログインしないように設定することができます。
スタート から「設定」 ...