メールクライアントのThunderbirdを先進認証に対応した設定に変更できますか?
はい、できます。
現在使っているThunderbirdの認証方式を変更することで対応可能となります。ただし、次の条件があります。
- Thunderbirdは、最新にアップデートしてから設定してください
- 古いバージョンだと設定できたとしても対応していません(バージョン78.3.1以降)
- 以下は、Thunderbird78.14.0での設定画面になります
- 最新版にアップデートします。右上の三本線「三」をクリックし、「ヘルプ」をクリックします。
「Thunderbirdについて」をクリックすると現在のバージョンが表示され、最新ならば“最新バージョンです”と表示されます。更新がある場合は「更新」をクリックし、更新が完了したら再起動してください。 - 該当アカウントを選択し「アカウント設定」をクリックします
- 最初に、受信サーバーの認証方式の設定を変更します。
左のメニューの「サーバー設定」をクリックし、認証方式の“通常のパスワード認証”の(v)をクリックし「OAuth2」をクリックします。 - 認証方式が「OAuth2」になっていることを確認したら、次は”送信サーバー”の設定変更をします。
- 左のメニューの「送信(SMTP)サーバー」をクリックします。該当の設定を選択し「編集」をクリックします。
- 認証方式の“通常のパスワード認証”の(v)をクリックし、「OAuth2」をクリックします。
- 認証方式が「OAuth2」になっていることを確認したら「OK」をクリックします。
これで、認証方式の変更設定は完了です。一度Thunderbirdを終了してください。 - Thunderbirdを起動します。
パスワードを入力する画面が表示されるので広大パスワードを入力し「サインイン」をクリックします。 - 「要求されるアクセス許可」の画面が表示されるので、「承諾」をクリックします。(初めて設定した時のみ表示)
以上で、先進認証への変更は完了です。
※次の起動後からは、承諾の画面は表示されません。サインインの画面(パスワード入力画面)が表示された場合は、広大パスワードを入力し、サインインしてください。